六本木男声合唱団ZIG-ZAGについて

最後の手紙 ~THE LAST MESSAGE~
ドイツの編集者ハンス・W・ベーアが第二次世界大戦でなくなった人たちが遺した手紙の数々を、「人間の声」(高橋健二訳 河出書房新社)という本に纏めました。そのなかから12カ国、13の手紙をもとに三枝成彰が作曲。2010年7月20日六男10周年記念公演で初演。構成/眞木準、補作/道面宜久
これまでサントリーホールの他、ジュネーブ, ヴォルゴグラード, サンクト・ペテルブルグでも演奏。
レクイエム ~曾野綾子のリブレットによる
作曲:三枝成彰
男声合唱版は六男の2003年9月の欧州公演のために編まれ、2003年12月のサントリーホール凱旋公演で国内上演された。 東京カテドラル聖マリア大聖堂でも定期的に演奏している。
天涯
故盛田昭夫氏をしのんで、世界中の人々が自由に力強く生きていくようにと作られた、カンタータ。島田雅彦(元団員)作詞、三枝成彰作曲。
第1曲から第8曲からなり、「なぜ、地球は丸いか知っている?別れた人同士がまた何処かであえるように神様が地球を丸くしたからだよ」でしめくくる。六男は、ハワイ公演が初演。
レクイエム ニ短調 K.626
作曲:W.A.モーツアルト 男声合唱版編曲:岩井美貴
わずか35歳という彼の早すぎる死によって中断された、未完の大作である。おそらく、世界ではじめて男声合唱として、2009年6月30日上記三枝レクイエムとともに、「二つのレクイエム」として公演された。当団副団長、眞木準氏の死を悼みつつ。
ベートーベン交響曲第九番より「第四楽章」
いわゆる「第九」の男声合唱版。編曲轟千尋。2008年5月18日サントリーホールにて、六本木男声合唱団倶楽部、男声合唱団ススキーノ、長岡メンネルコール、男声合唱団ZEN、栄ミナミ男声合唱団の合同約290名で、初演。
川よとわに美しく
「川よとわに美しく」は米田栄作氏が原爆で亡くした息子さんへのレクイエムとして書かれた詩に、三枝成彰氏が作曲したもので、昭和56年度文化庁芸術祭優秀賞受賞作品。2006年9月17日広島「川のうたコンサート」で公演。
Jr.バタフライ
プッチーニの名作「蝶々夫人」の息子が成長してからの顛末を、太平洋戦争を背景に創作したオペラ。台本島田雅彦、作曲三枝成彰。2幕1場と3幕2場の合唱を男声合唱版として、2006年、2014年 イタリアのプッチーニ音楽祭、2016年 オーチャードホールでも公演。
千曲川メモリー
合唱組曲「千曲川讃歌」制作公演実行委員会委嘱作品で、1997年10月に初演されたもの。全7曲のうちの最終曲。作詩:柳沢京子、作曲:三枝成彰。
希望海
2001年2月10日ハワイオアフ島で愛媛県宇和島水産高等学校の実習船「えひめ丸」が、米原子力潜水艦に衝突され、沈没、乗員35名中9名(うち高校生4名)が行方不明になった事件の鎮魂歌。同校OBの玉井恭介氏の碑文草稿をもとに故 眞木準(元副団長)が作詞、三枝成彰作曲。
SEA OF HOPE
希望海の英語版。訳詞はケント・ギルバート(団員)、松尾翼、訳題は大伴昭。
ピースロード
NPO法人、人道目的の地雷除去支援の会をサポートする日本サムソン株式会社の委託で制作されたオリジナルソング。故 眞木準(元副団長)と三枝成彰が世界の平和への祈りを込めてかきあげた。初演は2004年11月3日。
笑顔の咲く街
オール東京市区町村喫煙マナーアップキャンペーンソング。作詞は一般公募の花谷尚子、眞木準補作、三枝成彰作曲。2005年7月30日六男初演。
君が代(初代、二代、現代)
「君が代」には、現在国歌として歌われているもののほかに、2曲ありました。初代の君が代は、1870(明治3)年イギリス公使軍楽隊隊長のジョン=ウィリアム・フェントンが作曲したもの。もう一つは、1881(明治14)年に、文部省の音楽取調掛(後の東京音楽学校)がつくったもの。現在の国歌は、宮内省の一等伶人(楽人)林廣守(ひろもり)によって、1880(明治13)年につくられました。2008年2月26日の「ヘルシー・ソサエティ賞」受賞式ステージにて、3曲を公演。
日本の歌
三枝成彰編曲による、日本の歌。2008年10月15日のブラジル公演で、六男初演。
故郷、夏は来ぬ、村祭、赤い靴、待ちぼうけ、荒城の月、てぃんさぐぬ花
オペラ曲
魔弾の射手より「狩人の合唱」 / タンホイザーより「巡礼の合唱」 / ファウストより「兵士の合唱」 / ナブッコより「ゆけ、我が思いよ、金色の翼に乗って」 / さまよえるオランダ人「ノルウェイの水夫の合唱」 / 魔笛「僧侶たちの合唱」 / ニコラ・シュービッチ・ズリンスキー「ウ ボイ」
いつでも歌います
いざ起て戦人よ(団歌) / からたちの花 / 赤とんぼ / そうらん節 / 八木節 / 黒田節 / 冬の夜 / 遙かな友に / 鉄人28号 / ステンテェン / フィンランディア / 慕情 / 自由の歌 / 大きな古時計 / もみの木 / 諸人こぞりて / アルカデルトのアベマリア / アカシアの径 / Amazing Grace / Let All Men Sing / The Awakening / 緑の森よ / 手に手を取り合い